プロの選手は無論のこと、若年から壮年、年齢、スポーツの種類問わず、スポーツ時心身共に心置きなく、安心してスポーツに専念出来る事を願い、ポール式マウスガード研究会を発足させました。
ポール式マウスガード定義は
@、マウスガードを装着しても苦しくない。
A、装着しても喋れる。
B、装着感が良くフイットして外れない。
C、衝撃を受けて狂った下顎位を素早く元に戻せるため脳震盪の回復が早い。
等が特徴です。
更に極真会館でのマウスガード着用義務化(平成14年3月31日琵琶湖杯より実施)によりポール式マウスガード研究会会員は極真会館協力医として登録され、印象採得、下顎位を決定するバイトの取り方、咬合調整は歯科医師が行い、製作に置いては、極真会館指定技工所が技工士によるK3システム制作方法で製作される。
K3システムとは
乾燥の見分けが付き安いブラウン硬石膏(メガストーン)石膏を使用し、模型を乾燥させ(約50%)、咬合採得によって得られた模型の情報を、如何に正確にマウスガード上に再現させるかを、考え、歯科医療、歯科技工の一番基本である“咬合”に対する疑問から器材の開発・改良・材料の選択・制作方法に至る全て、自分自身で発想し、疑問を限りなく追及し、現実化させたもので有り、特に吸引形成器に圧痕成型器(スタンプ)を備え付ける事によって、下顎位の決定された高精度のマウスガード、特殊装置、K3スプリント等、簡単、多量に仕上げることが出来、機械と技術の同時進化の元に考案されたものである。このシステムによって1,000症例以上データーが取られていて、現在活躍中の多くの有名なK1選手等も含まれてる。他のスポーツ等多く普及が見られている。
材料において
も日々、開発が進んでいる。我々は主に、MG21を使用しており、(日本製・ポリオレフィン系軟質弾性材料・潟c泣eンメディカル社・体に害無く、環境に優しく、接着剤及び溶剤を使用せず)通常使われているEVA(エチレン酢酸ビニル共重合樹脂・接着剤使用)とは異なり、フイット性は当然、使用者の体を重んじた材料を選び、製作時、材料を劣化させるトーチバーナーを使用せず、ヒーテングガンを使用し製作している。
K3システムは
本人の石膏模型を残し、咬合器に付着した状態でお返しし、修正時、紛失時に置いても口腔内の状況が変わらなければ、再度製作することが出来る。更に
材料の再生
残ったMG21は再度リサイクル出来、金粉同様、全てを使用出来る様に成りました。
又、顎位ある普及型マウスガード